2005年生研公開
- 日時:(一般公開)2005年6月2日(木)10:00〜17:00、6月3日(金)10:00〜16:00
- 日時:(特別プログラム)2005年6月2日(木)16:00〜18:00
吉江研究室 「環境にやさしいプラスチック」
従来のプラスチックは微生物によって分解されにくいため、廃棄され、埋め立てられた後も土に戻りにくかったのですが、
生分解プラスチックは微生物によって分解されます。また原料として石油ではなく植物を用いているので、
とても環境にやさしい材料です。実際に生分解性プラスチックを開発している研究室でどのようにこの材料が生成され、
分解されるのかを見ていただきます。
目黒研究室 「東京の地震危険度」仮想空間で観る地震時の街、家、部屋
もしも、東京で阪神大震災や新潟中越地震のような大きな地震が起こったら、どこにどの程度の被害があるのでしょうか?
また、どのように避難するべきでしょうか?
仮想空間上で再現された東京で災害時の危険度を知ることができるシステムを紹介します。あなたの家は安全でしょうか。
新野研究室 「極限環境メカトロニクス」10兆分の1気圧で働く超高性能メカ
数ナノの精度の加工を実現するためには、高い真空状態でなければなりません。
そのような状況では摩擦や磨耗が大きく、またモータを使えないという制約があるため、普通の機械は使えません。
そのような極限状態で作動する高性能なメカを作っている研究室を紹介します。
1998年生研公開
- 日時:(一般公開)1998年6月4日(木)10:00〜17:00、6月5日(金)10:00〜16:00
- 日時:(特別プログラム)1998年6月4日(木)16:00〜18:00
- 生研公開は、年に1回行なわれ、当生産技術研究所の各研究室の研究内容や成果が発表されます。
どの研究も各分野での一線級の研究であり、最先端の内容に触れることが可能です。
試作工場 実験装置を作るプロフェッショナル集団
試作工場は、NC工作機械(Computerized Numerical Control Machine)や各種工作機械を使い、
専門技術者が研究・実験に必要な装置や部品などを設計・製作する Workshopです。
須田研究室 人に優しい車両の開発研究
快適な移動が可能なような、乗物の開発研究をしています。
写真は「ワイドビューしなの号」に採用された曲線を高速でスムーズに走れる「自己操舵台車」です。
村井・安岡・柴崎・徳永研究室 宇宙から見た地球環境
現在の地球環境はどうなっているのでしょうか、またどうなっていくのでしょう。
ぼくらが年を取ったときでも、またずっと先の子供たちの世代でも、地球は僕らにとって快適な惑星であってほしいものです。
今の地球の状態がどうなっているのかを僕らは知っておく必要があります。今がわからないと将来の予測ができないからです。
だけど地球はけっこう大きいので歩いて調べるのは大変です。だから宇宙から人工衛星を使って地球を観測し、
今の地球の状態を理解しておく必要があるのです。 図は、本生産技術研究所のシステムで受信した人工衛星のデータです。
場所は朝鮮半島で色の違いは植物の活性度を示しています。左から1992年・1997年・(普通)の地図です。
1997年は1992年と比べて植物つまり農作物が不作であったことがわかります